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ウッドコック・ジョンソン テスト結果について
ウッドコック・ジョンソン は、児童や青少年を、認知能力と学力到達度の両面から評価する手段として、最も広く用いられている検査方法のひとつです。米国では教育関係者、作業療法士、児童心理学者の間でよく利用されています。インプルーブは、IMトレーニングを通じて獲得した成果をよりよく理解していただくため、IMトレーニング開始前と終了後のテスト測定として利用しています。ウッドコック・ジョンソン (以後WJ- と呼びます)によるサブテストには以下の学習領域の検査が含まれます。
読みの流暢性
読みのスピードと流暢さを評価するテストです。読みの流暢性とは、基礎的な文章を読む力と理解する力、そして集中力を持続する力の習熟度を表します。
数学の流暢性
数学の達成度を評価するテストで、単純な足し算・引き算・掛け算の問題を迅速かつ正確に解く力を測定します。数学の流暢性とは、基礎的算数力と自動化(意識せずにできること)の習熟度を表します。
視覚マッチング
処理スピードを評価するテストです。視覚的弁別(物事の違いをはっきりと見分けること)が達成できるスピードを測ります。
決定速度
正しい判断をいかに素早く下せるかを評価するテストです。単純な概念を形成するスピードを検査して認知における流暢性を測ります。
処理速度
視覚マッチングテストと決定速度テストを組み合わせたものです。自動認知課題の遂行力、特にプレッシャーをかけられた状態で意識を集中させる力を評価します。
WJ テストの成績は、Grade Equivalency (GE) スコアで表されます。GEスコアとは、テスト結果を学校教育の学年に置き換えると何学年に相当するかを示したものです。IMトレーニング受講前と受講後で、受講者の実際の学年とGEスコアとを比較してみて、何らかの向上があれば、それはIMトレーニングの成果と言えるのです。
比較してみて成果が見つからない場合は、以下のような外的変数によるものである可能性があります。
- 受講生はテストの際、空腹、立腹、不安であり/または疲れていて、本人の能力を十分に発揮できなかった。
- 評価に対する一般的態度の問題がある。内向きのインセンティブ(意欲刺激)が発達していて、あまりオープンな性格ではないため、テストではうまくいかない。
- 薬の服用の問題だとしたら、投与量および服用のタイミングを考えるとテスト後のコンディションは、テスト前と同じではなかった可能性がある。
テスト結果は理解しやすいようにグラフ形式で表示されます。グラフには上述のそれぞれの学習領域におけるテスト結果が青と赤のバーで示されます。青のバーはIMトレーニング開始に先立って行われた事前テスト結果、そして赤のバーはIMトレーニング終了後のテスト結果を指します。
WJ-テストは、インプルーブが提供するサービスです。WJ-テストは、3分間のテストが4セットで構成されており、6歳の児童からあらゆる年代の成人が利用することができます。読みの流暢性を測定するテストは日本語に翻訳されていますが、それ以外の3つのテストは明確な言語を規定がないので国際間で利用できます。WJ-テスト はインプルーブがIMトレーニングコースの受講生だけに提供しています。このテストを受けることで、上達の証拠が容易に理解できるので、受講生はIMトレーニングの一端として、WJ-テストを受けることを推奨します。
例として8歳の日本人少年(チック・LD)のテスト結果を掲載します。IMトレーニング受講後、少年がすばらしく進歩したことがおわかりいただけるでしょう。


